第47回・2024年
47A059|第47回 救急救命士国家試験 過去問
胸痛を訴える傷病者の症候と原因の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解4
正答
4.下顎に放散する痛み-急性冠症候群
この問題のポイント
急性冠症候群の胸痛は下顎や左肩に広がるので、答えは4です。他の組み合わせは、症候と原因がずれています。
解説
心筋虚血の痛みは内臓痛で、場所がはっきりしません。
心臓と同じ脊髄の高さに入る体の神経の領域(左肩・上腕内側・下顎・心窩部)に痛みが広がります。
これを放散痛(関連痛)と呼びます。
呼吸音の減弱は気胸や血胸の所見です。
片側下肢の腫脹は深部静脈血栓症を示し、肺血栓塞栓症の背景になります。
移動する激しい痛みと両上肢の血圧の左右差は、大動脈解離の特徴です。
選択肢の確認
1.呼吸音の減弱-肋間神経痛:呼吸音の減弱は気胸や血胸の所見です。
2.片側下肢の腫脹-特発性食道破裂:下肢の腫脹は肺血栓塞栓症の背景となる所見です。
3.移動性の激烈な痛み-急性心膜炎:移動する激痛は大動脈解離の特徴です。
4.下顎に放散する痛み-急性冠症候群:放散痛は急性冠症候群の特徴で、正しい組み合わせです。正答です。
5.両上肢血圧の左右差-肺血栓塞栓症:血圧の左右差は大動脈解離の特徴です。
覚えるポイント
「放散痛(下顎・左肩・心窩部)=急性冠症候群」「移動する激痛・血圧左右差=大動脈解離」「片側下肢腫脹+呼吸困難=肺血栓塞栓症」。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。
解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。
学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。