48B022|第48回 救急救命士国家試験 過去問
胸痛の傷病者で急性冠症候群を示唆する訴えはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.前胸部が締め付けられる。
この問題のポイント
急性冠症候群の胸痛は前胸部の締め付け感・圧迫感として訴えられます。鋭い痛み、咳で増悪する痛み、肋骨に沿ったピリピリ感、移動する痛みは他の疾患を示唆します。
解説
心筋虚血の痛みは内臓痛で局在が漠然とし、「締め付けられる」「圧迫される」「重い」と表現され、左肩や下顎への放散、冷汗や悪心を伴います。右胸の鋭い痛みや咳で増悪する痛みは胸膜・胸壁の痛み、肋骨に沿ったピリピリした痛みは帯状疱疹や肋間神経痛、胸から背中へ移動する痛みは大動脈解離を示唆します。
選択肢の確認
1.右胸部が鋭く痛む:胸膜炎や気胸などの体性痛です。
2.咳嗽によって増悪する:胸膜や胸壁の痛みです。
3.前胸部が締め付けられる:急性冠症候群を示唆する訴えです。正答です。
4.肋骨に沿ってピリピリする:帯状疱疹・肋間神経痛です。
5.最強点が胸部から背部に移動した:大動脈解離を示唆します。
覚えるポイント
「締め付け・圧迫感+放散痛・冷汗=急性冠症候群」「移動する激痛=大動脈解離」「鋭い・咳で増悪=胸膜・胸壁」。