46A059第46回 救急救命士国家試験 過去問

胸痛の訴えの中で緊急性の高いのはどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4.「胸全体が締め付けられるような痛みがある。」

この問題のポイント

急性冠症候群の胸痛は胸全体の締め付け感・圧迫感として訴えられ、局在がはっきりしません。体動や圧迫で変化する痛みや瞬間的な刺すような痛みは緊急性が低い痛みです。

解説

心筋虚血の痛みは内臓痛のため部位が漠然としており、「胸全体が締め付けられる」「重いものが乗っている」と表現されます。冷汗、悪心、放散痛(左肩・下顎・背部)を伴えばさらに疑いが強まります。体をひねると痛い、押すと痛いという痛みは胸壁の筋骨格系の痛み、脈が飛んだときの一瞬の痛みは期外収縮、針で刺すようなチクチクした痛みは肋間神経痛などで、いずれも緊急性は高くありません。

選択肢の確認

1.「体をひねると痛くなる。」:筋骨格系の痛みで緊急性は低いです。
2.「左胸を押すと胸が痛くなる。」:胸壁の圧痛で緊急性は低いです。
3.「脈が飛んだ時に一瞬胸が痛くなる。」:期外収縮に伴う一過性の痛みです。
4.「胸全体が締め付けられるような痛みがある。」:急性冠症候群を疑う痛みです。正答です。
5.「左胸に針で刺すようなチクチクした痛みがある。」:神経痛様の痛みで緊急性は低いです。

覚えるポイント

「締め付け・圧迫・重苦しい+冷汗・放散痛=急性冠症候群」「局所の圧痛・体動で変化・一瞬の刺す痛み=緊急性低い」。

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