46A078|第46回 救急救命士国家試験 過去問
ギラン・バレー症候群について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5.先行する感染の1〜3週後に発症する。
この問題のポイント
ギラン・バレー症候群は、感染(カンピロバクター腸炎や上気道炎など)の1〜3週間後に自己免疫反応で末梢神経が障害され、下肢から上行する左右対称の弛緩性麻痺を来す疾患です。
解説
先行感染の後、神経に対する自己抗体が末梢神経を障害し、足の脱力やしびれから始まって数日〜数週で上行し、四肢麻痺や呼吸筋麻痺、顔面神経麻痺に至ることがあります。末梢神経の疾患なので意識障害は伴いません。呼吸筋麻痺は人工呼吸を要し、回復には数週〜数か月かかります。マダニ咬傷はダニ媒介感染症の原因で、ギラン・バレー症候群の原因ではありません。
選択肢の確認
1.意識障害を伴う:末梢神経の疾患で意識は保たれます。
2.マダニ咬傷が原因となる:先行感染は腸炎や上気道炎で、マダニではありません。
3.初期症状は構音障害が多い:下肢の脱力・しびれから始まります。
4.呼吸筋麻痺は数日で回復する:回復には数週〜数か月を要します。
5.先行する感染の1〜3週後に発症する:正しい記述です。正答です。
覚えるポイント
「ギラン・バレー=先行感染1〜3週後、下肢から上行する弛緩性麻痺、意識清明、呼吸筋麻痺に注意」。