47A034第47回 救急救命士国家試験 過去問

急性冠症候群が疑われる傷病者で12誘導心電図の伝送により開始時間を早める意義が高いのはどれか。1つ選べ。

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正解: 5

正答

5.カテーテル検査

この問題のポイント

急性冠症候群が疑われる傷病者で12誘導心電図を病院へ伝送する目的は、ST上昇型心筋梗塞を早期に診断し、到着後直ちに心臓カテーテル検査・治療(PCI)を開始できるよう準備してもらうことです。

解説

ST上昇型心筋梗塞では閉塞した冠動脈を早く再開通させるほど心筋の壊死が少なく、予後が改善します。現場で記録した12誘導心電図を伝送すれば、医師が病院到着前に診断してカテーテル室を準備でき、病院到着から再灌流までの時間(door-to-balloon time)を短縮できます。手術やCT・MRI検査、外来診療はST上昇型心筋梗塞の初期治療ではありません。

選択肢の確認

1.手術:急性冠症候群の初期治療はカテーテル治療です。
2.CT検査:心筋梗塞の診断・治療には直結しません。
3.外来診療:時間短縮の対象ではありません。
4.MRI検査:急性期の治療ではありません。
5.カテーテル検査:伝送により準備を早め再灌流までの時間を短縮できます。正答です。

覚えるポイント

「12誘導心電図の伝送=ST上昇型心筋梗塞の早期診断→カテーテル治療の準備→再灌流時間の短縮」。

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