第49回・2026年
49B014|第49回 救急救命士国家試験 過去問
胸痛を訴える傷病者において、12誘導心電図による評価が最も効果的なのはどれか。1つ選べ。
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正解2
正答
2.急性冠症候群
この問題のポイント
12誘導心電図が最も役立つのは急性冠症候群なので、答えは2です。ST上昇などの心電図変化で心筋梗塞を早く見つけられるからです。
解説
急性冠症候群とは、心臓の血管(冠動脈)が急に詰まる病気で、急性心筋梗塞などを含みます。
12誘導心電図では、ST上昇や異常Q波から心筋の虚血や梗塞を評価できます。
ST上昇があるSTEMIは、冠動脈治療ができる医療機関へ直接搬送します。
気胸、心タンポナーデ、大動脈解離、肺血栓塞栓症は、心電図に特徴的な所見が乏しいです。
これらは身体所見や超音波、CTで診断します。
選択肢の確認
1.気胸:心電図では評価できず、呼吸音や胸部の所見で判断します。
2.急性冠症候群:ST上昇などが分かり、12誘導心電図が最も有効です。正答です。
3.肺血栓塞栓症:心電図の特徴的な所見は乏しいです。
4.心タンポナーデ:低電位がみられる程度で特徴的ではありません。
5.急性大動脈解離:心電図に特徴的な所見はありません。
覚えるポイント
「胸痛+12誘導心電図=急性冠症候群(ST上昇)の早期判断」。
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