47A033|第47回 救急救命士国家試験 過去問
傷病者へのバックボードによる全身固定の運用について誤っているのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.ヘッドイモビライザーから装着する。
この問題のポイント
バックボードによる全身固定では、まず体幹をベルトで固定し、最後に頭部をヘッドイモビライザーで固定します。頭部から固定すると、体幹が動いたときに頸部に力が加わるためです。
解説
全身固定の順序は、用手的な頸椎保護のもとで頸椎カラーを装着し、ログロールなどでバックボードに乗せ、体幹(胸・骨盤・下肢)をベルトで固定した後にヘッドイモビライザーで頭部を固定します。両側大腿骨骨折、上肢のしびれなどの神経症状、JCS100の意識障害はいずれも全身固定の適応です。搬送中に嘔吐した場合は、固定したままバックボードごと横に傾けて吐物を排出します。
選択肢の確認
1.両側大腿骨骨折を疑うので装着する:適応であり正しい運用です。
2.ヘッドイモビライザーから装着する:体幹を先に固定し、頭部は最後です。正答です。
3.両上肢のしびれを訴えるので装着する:神経症状は適応です。
4.嘔吐の際はバックボードごと横にする:正しい対応です。
5.意識レベルがJCS100なので装着する:意識障害は適応です。
覚えるポイント
「全身固定は体幹→頭部の順。頭部から固定しない」「嘔吐時はボードごと側方へ」。