47A035|第47回 救急救命士国家試験 過去問
心電図モニターに用いられる近似肢誘導のうち、最も不整脈をみつけやすいのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2.Ⅱ
この問題のポイント
心電図モニターの近似肢誘導では、P波がはっきりと観察できるⅡ誘導が最も不整脈の判読に適しており、標準的に用いられます。
解説
Ⅱ誘導は右肩から左脚に向かう誘導で、心房から心室への興奮の流れとほぼ平行なため、P波もQRS波も大きく明瞭に記録されます。P波とQRS波の関係を見ることが不整脈の診断の基本であり、Ⅱ誘導が最適です。Ⅰ・Ⅲ・aVL・aVRではP波が小さかったり陰性になったりするため不整脈の判読には向きません。
選択肢の確認
1.Ⅰ:P波が小さく不整脈の判読には劣ります。
2.Ⅱ:P波が明瞭でモニター心電図の標準誘導です。正答です。
3.Ⅲ:P波やQRS波が小さくなることがあります。
4.aVL:波形が小さく不整脈の判読には不向きです。
5.aVR:波形が陰性となり不整脈の判読には不向きです。
覚えるポイント
「モニター心電図はⅡ誘導(P波が明瞭)」。