第49回・2026年
49A060|第49回 救急救命士国家試験 過去問
急性心膜炎に特徴的な胸痛はどれか。1つ選べ。
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正解2
正答
2.深呼吸で増強する。
この問題のポイント
急性心膜炎の胸痛は深呼吸で強くなるから答えは2です。心臓を包む膜の炎症が、呼吸で動く胸膜を刺激するのが理由です。
解説
心膜炎は心臓を包む膜(心膜)に炎症が起こる病気です。
炎症がすぐ隣の壁側胸膜を刺激するため、深呼吸や咳で痛みが強まります。
あおむけで強まり、座って前かがみになると軽くなるのも特徴です。
痛みは鋭い前胸部痛で、場所が移動することはありません。
嚥下で強まるのは食道の病気、上肢を動かして強まるのは筋骨格系の痛みです。
心電図では広い範囲でST上昇が見られます。
選択肢の確認
1.嚥下で増強する。:食道疾患の特徴で、心膜炎ではありません。
2.深呼吸で増強する。:心膜炎の胸痛の特徴です。正答です。
3.前かがみで増悪する。:心膜炎では前かがみで軽減するため、逆です。
4.痛みの場所が移動する。:大動脈解離の特徴で、心膜炎ではありません。
5.上肢を動かすと増強する。:筋骨格系の痛みの特徴で、心膜炎ではありません。
覚えるポイント
「心膜炎=深呼吸・咳・仰臥位で増強、前かがみで軽減、広範なST上昇」。
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