46A054第46回 救急救命士国家試験 過去問

左心不全に特徴的な症候はどれか。1つ選べ。

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正解: 5

正答

5.泡沫状の血痰

この問題のポイント

左心不全では左房圧の上昇が肺静脈にうっ滞して肺水腫を来し、起坐呼吸やピンク色の泡沫状血痰が出現します。右心不全では体静脈系のうっ血で頸静脈怒張・肝腫大・下肢浮腫・腹水がみられます。

解説

左心室の機能が低下すると血液が肺にうっ滞し、肺胞内に水分が漏れ出て肺水腫となります。その結果、呼吸困難、起坐呼吸、水泡音、ピンク色の泡沫状痰がみられます。右心不全では右心系の後方にある体静脈がうっ血し、頸静脈怒張、肝腫大、下肢浮腫、腹水が生じます。両心不全では両方の症候が混在します。

選択肢の確認

1.腹水:右心不全の体静脈うっ血による所見です。
2.肝腫大:右心不全の所見です。
3.下肢の浮腫:右心不全の所見です。
4.頸静脈怒張:右心不全の所見です。
5.泡沫状の血痰:肺水腫を反映する左心不全の特徴です。正答です。

覚えるポイント

「左心不全=肺(起坐呼吸・水泡音・泡沫状血痰)」「右心不全=体(頸静脈怒張・肝腫大・浮腫・腹水)」。

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