46A057|第46回 救急救命士国家試験 過去問
ゼリー状の液体に血液が混じったような便が特徴的なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.潰瘍性大腸炎
この問題のポイント
粘液と血液が混じったゼリー状の便(粘血便)は、大腸粘膜のびまん性の炎症を特徴とする潰瘍性大腸炎に典型的です。
解説
潰瘍性大腸炎は直腸から連続して大腸粘膜に炎症と潰瘍を生じる炎症性腸疾患で、粘血便、下痢、腹痛、発熱を繰り返します。痔核は排便時の鮮血の付着、胃癌や十二指腸潰瘍では黒色のタール便や吐血、メッケル憩室症では小児の無痛性の下血がみられ、粘液を伴うゼリー状の血便は典型的ではありません。乳児の腸重積でも「イチゴゼリー状」の粘血便がみられますが、選択肢にはありません。
選択肢の確認
1.痔核:排便時の鮮血が特徴です。
2.胃癌:上部消化管出血によるタール便や吐血が特徴です。
3.潰瘍性大腸炎:粘血便が特徴です。正答です。
4.十二指腸潰瘍:タール便や吐血が特徴です。
5.メッケル憩室症:小児の無痛性下血が特徴です。
覚えるポイント
「粘血便=潰瘍性大腸炎(成人)・腸重積(乳幼児)」「タール便=上部消化管出血」「鮮血=痔核・下部消化管出血」。