第47回・2024年

47A060|第47回 救急救命士国家試験 過去問

左房への血液還流低下が失神の原因と考えられるのはどれか。1つ選べ。

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正解4

正答

4.肺血栓塞栓症

この問題のポイント

肺の血流が止まって左房に血液が戻らなくなるのは肺血栓塞栓症なので、答えは4です。左房に戻る血液が減ると心拍出量が落ち、失神します。

解説

肺血栓塞栓症は、血栓が肺動脈を詰まらせる病気です。
右心室から肺へ向かう血流が遮られ、肺を通って左心房へ戻る血液が激減します。
すると左心室から送り出す血液(心拍出量)も減り、血圧が下がって失神やショックになります。
急性心筋梗塞や房室ブロックは、心臓のポンプ機能や心拍数の低下が原因です。
大動脈弁狭窄症は左室から血液を送り出せないこと、僧帽弁狭窄症は左房から左室へ流れにくいことが原因です。
いずれも「左房への還流低下」が主因ではありません。

選択肢の確認

1.急性心筋梗塞:心筋のポンプ機能低下や不整脈による失神です。
2.僧帽弁狭窄症:左房から左室への流入障害による失神です。
3.房室ブロック:徐脈による心拍出量低下が原因です。
4.肺血栓塞栓症:肺血流の遮断で左房への還流が低下します。正答です。
5.大動脈弁狭窄症:左室からの駆出障害による失神です。

覚えるポイント

「肺血栓塞栓症=肺血流遮断→左房還流低下→失神・ショック、頸静脈怒張、SpO2低下」。

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