第46回・2023年
46A070|第46回 救急救命士国家試験 過去問
失神の発症時の状況で重症度が高いのはどれか。1つ選べ。
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正解5
正答
5.自転車で坂を上っていたとき
この問題のポイント
労作中の失神は心臓の病気が原因のことが多いので、答えは5です。運動中に心臓が十分な血液を送れなくなると、突然死の危険があるからです。
解説
運動や労作中の失神は、大動脈弁狭窄症、肥大型心筋症、冠動脈疾患などが原因になります。運動で誘発される不整脈も原因です。これらは心原性失神で重症度が高いです。咳嗽失神や排便失神は状況失神と呼ばれる反射性失神です。朝礼で立っていたときの失神は血管迷走神経性失神です。ネクタイを締めたときの失神は頸動脈洞過敏症によるものです。これらの反射性(神経調節性)失神は比較的良性です。
選択肢の確認
1.咳込んだとき:咳嗽失神(状況失神)で、反射性です。
2.排便にいきんだとき:排便失神(状況失神)で、反射性です。
3.朝礼で立っていたとき:血管迷走神経性失神で、反射性です。
4.ネクタイを締めたとき:頸動脈洞過敏症による反射性失神です。
5.自転車で坂を上っていたとき:労作時失神で心原性が疑われ、重症度が高いです。正答です。
覚えるポイント
「労作中・臥位での失神、動悸に続く失神、突然死の家族歴=心原性(危険)」「咳・排便・排尿・起立・頸部圧迫=反射性(比較的良性)」。
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