第46回・2023年
46A049|第46回 救急救命士国家試験 過去問
心拍出量の低下が原因で心不全を生じるのはどれか。1つ選べ。
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正解4
正答
4.急性心筋梗塞
この問題のポイント
心臓のポンプの力が落ちて心拍出量が減るのは急性心筋梗塞なので答えは4です。脚気・貧血・甲状腺機能亢進症・覚醒剤中毒は、心拍出量がむしろ増えているのに体の需要に追いつかない高心拍出量性心不全です。
解説
心不全には2つのタイプがあります。
低心拍出量性心不全は、心臓のポンプの力が落ちて心拍出量が減るものです。
高心拍出量性心不全は、心拍出量は増えているのに体の需要に追いつかないものです。
急性心筋梗塞では心筋が壊死して左室のポンプ機能が落ち、肺うっ血や心原性ショックを起こします。
脚気(ビタミンB1欠乏)、貧血、甲状腺機能亢進症、覚醒剤中毒では、酸素の需要増加や血管拡張のため心拍出量が増えます。
それでも需要を満たせず心不全になるのが高心拍出量性心不全です。
選択肢の確認
1.脚気:ビタミンB1欠乏による高心拍出量性心不全です。
2.貧血:酸素運搬能の低下を補うため心拍出量が増えます。
3.覚醒剤中毒:交感神経刺激で心拍出量が増えます。
4.急性心筋梗塞:ポンプ機能低下による低心拍出量性心不全です。正答です。
5.甲状腺機能亢進症:代謝亢進による高心拍出量性心不全です。
覚えるポイント
「高心拍出量性心不全=貧血・脚気・甲状腺機能亢進症・覚醒剤」。
心筋梗塞や弁膜症などのポンプ障害は低心拍出量性です。
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