46A048第46回 救急救命士国家試験 過去問

初期の敗血症性ショックでみられる生体反応はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3.心拍出量増加

この問題のポイント

敗血症性ショックの初期(ウォームショック)では、炎症性メディエーターにより末梢血管が拡張し、代償的に心拍数と心拍出量が増加します。皮膚は温かく紅潮します。

解説

敗血症では細菌の内毒素などが血管を拡張させ、血管透過性を亢進させて血液分布異常性ショックを起こします。初期は末梢血管抵抗が低下する一方で心拍出量は増加し(高心拍出量状態)、頻脈と温かい皮膚が特徴です。進行すると心機能が抑制され、末梢血管が収縮して冷たいショック(コールドショック)に移行します。血管収縮や脈拍数減少、迷走神経緊張は初期敗血症の反応ではありません。

選択肢の確認

1.血管収縮:初期は血管拡張が主体です。
2.脈拍数減少:頻脈になります。
3.心拍出量増加:初期敗血症性ショックの特徴です。正答です。
4.腹腔内圧上昇:敗血症の生体反応ではありません。
5.迷走神経の緊張:交感神経が緊張します。

覚えるポイント

「初期敗血症性ショック=ウォームショック(血管拡張・頻脈・心拍出量増加・皮膚温かい)」。他のショックの冷たい皮膚と対比して覚えます。

関連問題

46A04746A049
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)