第46回・2023年
46A047|第46回 救急救命士国家試験 過去問
呼吸中枢の機能障害により低換気となるのはどれか。1つ選べ。
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正解2
正答
2.睡眠薬中毒
この問題のポイント
睡眠薬は脳の呼吸中枢そのものを抑えるので、答えは2です。低換気の原因は、呼吸中枢の抑制(中枢性)、神経・筋の障害、胸郭・気道の障害に分けられ、睡眠薬中毒は中枢性に当たります。
解説
呼吸中枢は延髄にあり、呼吸のリズムと深さを決めています。
睡眠薬やオピオイド、アルコールなどの中枢神経抑制薬は呼吸中枢を抑え、呼吸数と換気量を減らします。
高位頸髄損傷は横隔神経(C3〜5)が傷ついて呼吸筋が動かなくなる、神経の障害です。
ギラン・バレー症候群は末梢神経の障害で呼吸筋が麻痺します。
体幹部の熱傷は胸郭が固まって広がらなくなる障害です。
気管支喘息は気道が狭くなる障害で、いずれも呼吸中枢の障害ではありません。
選択肢の確認
1.体幹部熱傷:胸郭の動きの制限による換気障害です。
2.睡眠薬中毒:呼吸中枢の抑制による低換気です。正答です。
3.気管支喘息:気道の狭まりによる換気障害です。
4.高位頸髄損傷:横隔神経の障害による呼吸筋の麻痺です。
5.ギラン・バレー症候群:末梢神経の障害による呼吸筋の麻痺です。
覚えるポイント
低換気の原因は「中枢(薬物・脳幹障害)」「神経筋(頸髄損傷・ギラン・バレー)」「胸郭・気道(熱傷・喘息・フレイルチェスト)」の3層で整理します。
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