第49回・2026年

49A048|第49回 救急救命士国家試験 過去問

敗血症性ショックで初期にみられる病態はどれか。1つ選べ。

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正解3

正答

3.全身血管の拡張

この問題のポイント

敗血症性ショックの初期は全身の血管が広がることが本体だから、答えは3です。炎症物質で血管が広がり、血管から血漿が漏れ、頻脈と温かい皮膚がみられます。

解説

敗血症性ショックは感染による強い炎症で起こります。
炎症性メディエーター(炎症を起こす物質)が全身の血管を広げます。
血管が広がると相対的に循環血液量が足りなくなります。
血管透過性(血管の壁から液体が漏れやすさ)が亢進し、血漿が漏れて有効循環血液量はさらに減ります。
心拍数は代償的に増え、腎血流が減って尿量は減ります。
初期は心拍出量が増え、皮膚が温かいウォームショックになります。

選択肢の確認

1.尿量の増加:腎血流が減り、尿量は減少します。
2.心拍数の減少:代償的に頻脈になります。
3.全身血管の拡張:初期の本態であり正答です。
4.血管透過性の低下:透過性は亢進します。
5.循環血液量の増加:相対的に減少します。

覚えるポイント

「敗血症性ショック初期=血管拡張・透過性亢進・頻脈・温かい皮膚」。

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