第49回・2026年

49A053|第49回 救急救命士国家試験 過去問

低酸素血症の原因となる病態はどれか。1つ選べ。

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正解1

正答

1.肺間質の肥厚

この問題のポイント

肺の間質が厚くなると酸素が血液に移りにくくなる(拡散障害)から、答えは1です。ほかの4つはむしろ酸素化をよくする、または悪くしない変化です。

解説

低酸素血症の原因は、換気の低下、拡散障害、換気血流比の不均等、シャントの増加です。
間質とは肺胞と毛細血管の間にある薄い壁のことです。
間質性肺炎や肺水腫で間質が厚くなると、酸素が血液へ移りにくくなります。
これが拡散障害で、特に体を動かしたときに低酸素血症が現れます。
肺胞死腔の減少やシャントの減少は、酸素化を改善する方向の変化です。
酸素消費量の減少や分時換気量の増加も、低酸素の原因にはなりません。

選択肢の確認

1.肺間質の肥厚:拡散障害で低酸素血症を来すので正答です。
2.肺胞死腔の減少:酸素化には有利な変化です。
3.酸素消費量の減少:低酸素血症の原因にはなりません。
4.分時換気量の増加:換気が増えるとPaO2はむしろ上がります。
5.肺内シャントの減少:酸素化は改善する方向です。

覚えるポイント

「低酸素血症の機序=低換気・拡散障害(間質肥厚)・換気血流比不均等・シャント」。

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