48A051第48回 救急救命士国家試験 過去問

気道に異常がないにもかかわらず突然の低酸素血症に陥るのはどれか。1つ選べ。

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正解: 3

正答

3.肺血栓塞栓症

この問題のポイント

肺血栓塞栓症は気道や肺自体に異常がなくても、肺動脈の閉塞により突然の低酸素血症を来します。呼吸音は正常で、SpO2低下と頻脈、頻呼吸が特徴です。

解説

肺血栓塞栓症では下肢の深部静脈血栓が肺動脈を閉塞し、換気されているのに血流のない肺胞が増えて突然の低酸素血症と呼吸困難が起こります。気道に異常がないため聴診所見は乏しく、酸素投与でもSpO2が上がりにくいことがあります。肺癌、気管支拡張症、肺結核後遺症、COPDは気道や肺実質の慢性的な病変で、突然の低酸素血症の原因としては典型的ではありません。

選択肢の確認

1.肺癌:慢性の経過で突然の低酸素は典型的ではありません。
2.気管支拡張症:慢性の気道疾患です。
3.肺血栓塞栓症:気道正常で突然の低酸素血症を来します。正答です。
4.肺結核後遺症:慢性の肺病変です。
5.COPD(慢性閉塞性肺疾患):慢性の気道疾患です。

覚えるポイント

「突然の呼吸困難+SpO2低下+呼吸音正常=肺血栓塞栓症(長期臥床・術後・下肢腫脹)」。

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