第49回・2026年

49A047|第49回 救急救命士国家試験 過去問

急速輸液の効果が期待できるショックの原因はどれか。1つ選べ。

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正解2

正答

2.ハチ刺傷

この問題のポイント

ハチ刺傷によるアナフィラキシーショックは血管が広がって血液が足りなくなる状態だから、急速輸液が効き、答えは2です。心臓のポンプが弱る心原性ショックでは輸液で肺水腫が悪化します。

解説

急速輸液が効くのは、循環血液量が絶対的または相対的に足りないショックです。
ハチ刺傷によるアナフィラキシーでは血管が広がり、血漿が血管外に漏れます。
そのため相対的に血液量が不足し、輸液が効果を発揮します(血液分布異常性ショック)。
アナフィラキシーの治療はアドレナリンと輸液です。
心筋症、弁膜症、広範囲心筋梗塞はポンプ機能の低下による心原性ショックです。
高度徐脈も心拍数の低下によるショックで、輸液よりも薬物やペーシングが必要です。

選択肢の確認

1.心筋症:心原性ショックで、輸液の効果は限定的です。
2.ハチ刺傷:アナフィラキシーショックで輸液が有効なので正答です。
3.心臓弁膜症:心原性ショックで、輸液の効果は限定的です。
4.高度な徐脈:ペーシングなどが必要で、輸液は主な治療ではありません。
5.広範囲心筋梗塞:心原性ショックで、輸液は慎重に行います。

覚えるポイント

「輸液が効くショック=出血・脱水・アナフィラキシー・敗血症・神経原性」「心原性は輸液に注意」。

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