第47回・2024年

47A108|第47回 救急救命士国家試験 過去問

脳幹部損傷を示唆する所見はどれか。1つ選べ。

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正解5

正答

5.失調性呼吸

この問題のポイント

脳幹には呼吸中枢があるので、脳幹損傷を示すのは「失調性呼吸」です。失語や片麻痺、視野障害は大脳、運動失調は小脳の障害です。

解説

脳幹(延髄・橋・中脳)には呼吸中枢と、意識を保つ網様体があります。
延髄・橋の呼吸中枢が傷つくと、リズムも深さも不規則な失調性呼吸(ビオー呼吸)が出ます。
失調性呼吸は呼吸停止の前ぶれです。
失語は優位半球の大脳皮質、片麻痺は大脳の運動野や内包の障害です。
視野障害は視放線や後頭葉、運動失調は小脳の障害で、脳幹に特有ではありません。
脳幹損傷では高度の意識障害に加え、瞳孔異常や眼球運動障害も伴います。

選択肢の確認

1.失語:大脳(優位半球)の障害です。
2.片麻痺:大脳の障害です。
3.運動失調:小脳の障害です。
4.視野障害:視放線・後頭葉の障害です。
5.失調性呼吸:脳幹の呼吸中枢の障害を示します。正答です。

覚えるポイント

「脳幹損傷=失調性呼吸・瞳孔異常・除脳硬直・高度意識障害」。

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