第48回・2025年

48A093|第48回 救急救命士国家試験 過去問

小児の成長と発達の特徴について正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解1

正答

1.脳が最も先に発育する。

この問題のポイント

小児では脳(神経系)が最も先に発育するので、答えは1です。スキャモンの発育曲線で神経型が最初に成人の水準に近づくからです。

解説

スキャモンの発育曲線は、体の発育を4つの型に分けたものです。神経型(脳・脊髄)、リンパ型(胸腺・扁桃)、一般型(身長・体重・臓器)、生殖型(性腺)です。神経型は乳幼児期に急速に発育し、6歳ごろには成人の約90%に達します。つまり脳が最も早く発育します。成長とは身長・体重など形態が大きくなることです。発達とは運動・言語・精神などの機能が成熟することです。成長と発達には個人差があります。小児は臓器の比率や生理機能が成人と異なるため、「小さな大人」として扱ってはいけません。

選択肢の確認

1.脳が最も先に発育する。:神経系の発育が最も早く、正しい記述です。正答です。
2.成長と発達に個人差はない。:個人差があります。
3.小児は成人のミニチュアと考える。:生理・解剖が異なり、ミニチュアではありません。
4.成長とは機能が成熟することである。:成長は形態の増大で、機能の成熟は発達です。
5.発達とは形態的に大きくなることである。:発達は機能の成熟で、形態の増大は成長です。

覚えるポイント

「スキャモン:神経型が最初、リンパ型は学童期にピーク、一般型はS字、生殖型は思春期」「成長=形態、発達=機能」。

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