第48回・2025年

48A092|第48回 救急救命士国家試験 過去問

高齢者虐待について正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解4

正答

4.劣悪な住居環境は疑う所見である。

この問題のポイント

劣悪な住居環境は高齢者虐待(ネグレクト)を疑う所見なので、答えは4です。世話をしない介護放棄が住環境に表れるからです。

解説

高齢者虐待には5つの種類があります。身体的・心理的・性的・経済的虐待と、介護の放棄(ネグレクト)です。不衛生で劣悪な住居環境や栄養不良はネグレクトを疑う所見です。年金の搾取などの経済的虐待も虐待に含まれます。虐待を受けたと思われる高齢者を見つけた人は、市町村へ通報する努力義務があります。生命・身体に重大な危険がある場合は通報の義務です。この通報は守秘義務違反になりません。症状を訴えられない高齢者も多く、訴えがないことは軽症を意味しません。骨折や頭部外傷で生命に関わることもあります。

選択肢の確認

1.生命に危機を及ぼさない。:重篤な外傷や衰弱で生命に関わります。
2.症状を訴えなければ軽症である。:訴えられないことが多く、軽症とは限りません。
3.経済的な行為は虐待に含まれない。:経済的虐待も虐待に含まれます。
4.劣悪な住居環境は疑う所見である。:ネグレクトを疑う所見です。正答です。
5.医療機関から市町村への通報は守秘義務違反である。:通報は守秘義務違反になりません。

覚えるポイント

「高齢者虐待=身体的・心理的・性的・経済的・ネグレクト、疑ったら市町村へ通報(守秘義務違反にならない)」。

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