48A092|第48回 救急救命士国家試験 過去問
高齢者虐待について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.劣悪な住居環境は疑う所見である。
この問題のポイント
高齢者虐待には身体的・心理的・性的・経済的虐待と介護の放棄(ネグレクト)があり、不衛生で劣悪な住居環境や栄養不良はネグレクトを疑う所見です。虐待は生命に関わることがあり、医療機関から市町村への通報は守秘義務違反になりません。
解説
高齢者虐待防止法では、虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者は市町村へ通報する努力義務(生命・身体に重大な危険がある場合は義務)があり、通報は守秘義務違反になりません。経済的虐待(年金の搾取など)も虐待に含まれます。症状を訴えられない高齢者も多く、訴えがないことは軽症を意味しません。身体的虐待は骨折や頭部外傷で生命に危機を及ぼすことがあります。
選択肢の確認
1.生命に危機を及ぼさない:重篤な外傷や衰弱で生命に関わります。
2.症状を訴えなければ軽症である:訴えられないことが多く軽症とは限りません。
3.経済的な行為は虐待に含まれない:経済的虐待も含まれます。
4.劣悪な住居環境は疑う所見である:ネグレクトを疑う所見です。正答です。
5.医療機関から市町村への通報は守秘義務違反である:通報は守秘義務違反になりません。
覚えるポイント
「高齢者虐待=身体的・心理的・性的・経済的・ネグレクト、疑ったら市町村へ通報(守秘義務違反にならない)」。