第46回・2023年

46A107|第46回 救急救命士国家試験 過去問

高齢者の転倒でみられやすい外傷はどれか。1つ選べ。

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正解4

正答

4.橈骨遠位端骨折

この問題のポイント

高齢者が転んで手をつくと橈骨遠位端骨折が起こりやすいため、答えは4です。ほかの選択肢はすべて小児に特有の外傷です。

解説

高齢者は骨粗鬆症(骨がもろくなる状態)のため、軽い外力でも骨折します。転倒時に手のひらをつくと手首の橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)が起こり、高齢女性に特に多いです。手関節がフォークのように変形します。高齢者の代表的な骨折は、橈骨遠位端、大腿骨近位部、脊椎圧迫、上腕骨近位端の4つです。肘内障は幼児の橈骨頭亜脱臼、上腕骨外顆骨折や顆上骨折は小児の肘周囲の骨折です。大腿骨骨端線損傷は成長期の小児だけに起こります。

選択肢の確認

1.肘内障:幼児に特有の橈骨頭亜脱臼で、高齢者ではみられません。
2.上腕骨外顆骨折:小児に多い骨折です。
3.上腕骨顆上骨折:小児に多い骨折です。
4.橈骨遠位端骨折:高齢者の転倒で最も多い骨折の一つです。正答です。
5.大腿骨骨端線損傷:骨端線がある成長期の小児の損傷です。

覚えるポイント

「高齢者の四大骨折=橈骨遠位端・大腿骨近位部・脊椎圧迫・上腕骨近位端」「小児=顆上骨折・若木骨折・骨端線損傷・肘内障」。

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