第48回・2025年
48A084|第48回 救急救命士国家試験 過去問
高齢者に多くみられる骨折はどれか。1つ選べ。
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正解4
正答
4.脊椎圧迫骨折
この問題のポイント
高齢者に多い骨折は脊椎圧迫骨折なので、答えは4です。骨粗鬆症で椎体がもろくなり、軽い力でつぶれるからです。
解説
高齢者は骨粗鬆症(骨がスカスカになる状態)で骨がもろくなっています。椎体は海綿骨が多いので、尻もちなどの軽い外力でつぶれて圧迫骨折を起こします。腰背部痛で動けなくなった高齢者は圧迫骨折を疑い、脊椎運動制限をして搬送します。手をつくと橈骨遠位端骨折、転倒で大腿骨近位部骨折や上腕骨近位端骨折も起こしやすいです。鎖骨骨折は若年者のスポーツや転倒に多いです。眼窩底骨折は顔面への打撲、舟状骨骨折は若年者が手をついたときに多いです。大腿骨は遠位端ではなく近位部(頸部・転子部)の骨折が高齢者に多いです。
選択肢の確認
1.鎖骨骨折:若年者に多い骨折です。
2.眼窩底骨折:顔面打撲による骨折で、高齢者特有ではありません。
3.舟状骨骨折:若年者に多い手根骨の骨折です。
4.脊椎圧迫骨折:骨粗鬆症の高齢者に多い骨折です。正答です。
5.大腿骨遠位端骨折:高齢者に多いのは遠位端ではなく大腿骨近位部骨折です。
覚えるポイント
「高齢者の骨折=脊椎圧迫・大腿骨近位部・橈骨遠位端・上腕骨近位端(骨粗鬆症)」。
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