48A110|第48回 救急救命士国家試験 過去問
高齢者に多い外傷はどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.中心性頸髄損傷
この問題のポイント
中心性頸髄損傷は、変形性頸椎症などで脊柱管が狭くなった高齢者が転倒して頸部が過伸展したときに起こる非骨傷性の頸髄損傷で、下肢より上肢に強い麻痺が特徴です。
解説
高齢者は加齢により頸椎の変形や靱帯の肥厚があり、軽い転倒で頸部が過伸展すると骨折がなくても頸髄の中心部が損傷されます。上肢の麻痺・しびれが強く、下肢は比較的保たれ、膀胱直腸障害を伴うこともあります。肘内障、若木骨折、骨端軟骨障害は小児の外傷、揺さぶられ症候群は乳児の虐待による頭部外傷です。
選択肢の確認
1.肘内障:幼児の外傷です。
2.若木骨折:小児の柔らかい骨に生じる骨折です。
3.骨端軟骨障害:成長期の小児の障害です。
4.中心性頸髄損傷:高齢者の転倒に多い頸髄損傷です。正答です。
5.揺さぶられ症候群:乳児の虐待による頭部外傷です。
覚えるポイント
「高齢者の転倒+上肢優位の麻痺=中心性頸髄損傷(骨折がなくても脊椎運動制限)」。