46A092|第46回 救急救命士国家試験 過去問
高齢者の認知症傷病者への対応について正しいのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2.自尊心を傷つけない対応を行う。
この問題のポイント
認知症の傷病者には、本人の自尊心を尊重し、ゆっくり穏やかに一人が話しかけ、名前で呼び、全身をきちんと観察することが基本です。
解説
認知症の高齢者は環境の変化や見知らぬ人に不安を感じやすく、複数の人が同時に話しかけると混乱します。目線を合わせて一人がゆっくり話し、「おじいちゃん」ではなく名前で呼び、否定や叱責をせず自尊心を守ります。本人が訴えを正確に伝えられないことが多いため、訴えた部位だけでなく全身を観察します。不穏時に急に身体に触れると恐怖を与えるため、声をかけてから穏やかに接します。
選択肢の確認
1.複数で話しかける:混乱を招くため一人が話しかけます。
2.自尊心を傷つけない対応を行う:基本的な態度として適切です。正答です。
3.不調を訴えている部位のみ確認する:訴えが不正確なことがあるため全身を観察します。
4.精神的不穏時は身体的接触を積極的に行う:恐怖や興奮を招くため避けます。
5.「おじいちゃん」、「おばあちゃん」と話しかける:名前で呼び尊厳を守ります。
覚えるポイント
「認知症の傷病者=一人がゆっくり・名前で・否定せず・全身観察」。