48A083|第48回 救急救命士国家試験 過去問
穿通枝の閉塞によって生じる脳梗塞はどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1.ラクナ梗塞
この問題のポイント
ラクナ梗塞は脳の深部を栄養する細い穿通枝が閉塞して起こる直径15mm以下の小さな梗塞で、高血圧が主な原因です。
解説
脳梗塞は臨床病型として、穿通枝の閉塞によるラクナ梗塞、動脈硬化による主幹動脈の狭窄・閉塞によるアテローム血栓性脳梗塞、心房細動などによる血栓が脳動脈を塞ぐ心原性脳塞栓症に分類されます。ラクナ梗塞は基底核や内包、視床、橋に生じ、純粋運動性片麻痺など比較的軽い症状で意識障害は少ないです。静脈洞血栓症は脳静脈の閉塞、一過性脳虚血発作は24時間以内に症状が消失する脳虚血で梗塞ではありません。
選択肢の確認
1.ラクナ梗塞:穿通枝の閉塞による小梗塞です。正答です。
2.心原性脳塞栓:心臓由来の血栓が主幹動脈を閉塞します。
3.静脈洞血栓症:脳の静脈系の閉塞です。
4.一過性脳虚血発作:梗塞に至らない一過性の虚血です。
5.アテローム血栓性脳梗塞:主幹動脈の動脈硬化による梗塞です。
覚えるポイント
「ラクナ=穿通枝・高血圧・小さい」「アテローム血栓性=主幹動脈の動脈硬化」「心原性脳塞栓=心房細動・突然・重症」。