47A087|第47回 救急救命士国家試験 過去問
図に示す血管のうち閉塞でラクナ梗塞が生じるのはどれか。1つ選べ。

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正解: 1
正答
1.A
この問題のポイント
ラクナ梗塞は、中大脳動脈などから分岐して大脳基底核や内包を栄養する細い穿通枝(レンズ核線条体動脈など)が閉塞して起こる小さな梗塞です。図Aが穿通枝を示しています。
解説
脳の主幹動脈(内頸動脈・中大脳動脈など)から垂直に分岐する穿通枝は直径が細く、高血圧による動脈硬化で閉塞しやすい血管です。閉塞すると基底核・内包・視床・橋などに直径15mm以下の小梗塞(ラクナ梗塞)を生じ、純粋運動性片麻痺などを来します。図では動脈系のうちAが細い穿通枝を、他は主幹動脈や静脈系を示しています。
選択肢の確認
1.A:穿通枝でラクナ梗塞の責任血管です。正答です。
2.B:主幹動脈で、閉塞するとアテローム血栓性や心原性の広範な梗塞になります。
3.C:内頸動脈などの太い動脈です。
4.D:静脈系でラクナ梗塞とは関係ありません。
5.E:静脈洞で関係ありません。
覚えるポイント
「ラクナ梗塞=穿通枝の閉塞(高血圧が背景)、基底核・内包・視床・橋の小梗塞」。