47A090|第47回 救急救命士国家試験 過去問
視覚伝導路の障害部位により生じる視野欠損を図に示す。視交叉中央部の障害により生じるのはどれか。1つ選べ。

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正解: 2
正答
2.B
この問題のポイント
視交叉の中央部が障害されると、両眼の鼻側網膜からの線維(耳側の視野を担当)が交叉する部位が障害され、両耳側半盲となります。図Bは左眼の耳側と右眼の耳側の視野が欠損しています。
解説
網膜の鼻側半分の線維は視交叉で交叉して反対側へ、耳側半分の線維は交叉せず同側へ向かいます。視交叉の中央(下垂体腫瘍などで圧迫される部位)が障害されると交叉する鼻側網膜の線維が両側とも障害され、鼻側網膜が受け持つ耳側視野が両眼で欠損する両耳側半盲となります。図では左眼の耳側(左半分)と右眼の耳側(右半分)が斜線で示されているBが該当します。視神経の障害では片眼の全盲、視索以降の障害では同名半盲となります。
選択肢の確認
1.A:片眼の視野障害で視神経の障害を示します。
2.B:両耳側半盲で視交叉中央部の障害に一致します。正答です。
3.C:同名半盲で視索や視放線の障害を示します。
4.D:同名半盲のパターンです。
5.E:両眼の全視野欠損で視交叉中央部の障害には合いません。
覚えるポイント
「視神経=片眼全盲」「視交叉中央=両耳側半盲(下垂体腫瘍)」「視索・視放線・後頭葉=反対側の同名半盲」。