第46回・2023年

46B022|第46回 救急救命士国家試験 過去問

四肢麻痺を特徴とする障害部位はどれか。1つ選べ。

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正解3

正答

3.頸髄

この問題のポイント

両手両足が動かなくなる四肢麻痺は頸髄の障害で起こるため、答えは3です。頸髄には上肢と下肢の両方を動かす神経が通っています。

解説

頸髄(首の高さの脊髄)には、上肢と下肢の両方を支配する神経が通ります。そのため頸髄が損傷されると四肢麻痺になります。胸髄や腰髄の損傷では上肢は保たれ、両下肢の対麻痺になります。大脳半球の障害では反対側の片麻痺です。腕神経叢の損傷では片側の上肢だけの麻痺です。馬尾(脊髄の下端から伸びる神経の束)の障害では下肢の麻痺と膀胱直腸障害がみられます。小脳の障害は麻痺ではなく失調(ふらつき)を起こします。

選択肢の確認

1.大脳半球:反対側の片麻痺を来します。
2.小脳:失調を来し、麻痺は起こしません。
3.頸髄:四肢麻痺を来します。正答です。
4.腕神経叢:片側上肢の麻痺です。
5.馬尾:下肢の麻痺と膀胱直腸障害です。

覚えるポイント

「四肢麻痺=頸髄」「対麻痺=胸髄・腰髄」「片麻痺=大脳」「単麻痺=末梢神経・腕神経叢」。

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