46B023第46回 救急救命士国家試験 過去問

右上腹部の痛みを特徴とする疾患はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4.急性胆嚢炎

この問題のポイント

右上腹部(右季肋部)痛の代表は急性胆嚢炎・胆石症です。胆嚢は肝臓の下面、右季肋部にあり、痛みは右肩や背部に放散します。

解説

急性胆嚢炎は胆石が胆嚢管に嵌まって胆嚢に炎症が起こる疾患で、脂肪食後の右季肋部痛、発熱、悪心・嘔吐を来し、右季肋部を圧迫しながら深呼吸させると痛みで吸気が止まるマーフィー徴候がみられます。肝硬変は慢性で明らかな痛みは少なく、大動脈瘤は腹部正中や腰背部の痛み、尿管結石は側腹部から鼠径部への放散痛、食道静脈瘤は吐血が主症状です。

選択肢の確認

1.肝硬変:右上腹部痛は特徴的ではありません。
2.大動脈瘤:腹部正中・腰背部痛が特徴です。
3.尿管結石:側腹部痛と鼠径部への放散痛が特徴です。
4.急性胆嚢炎:右上腹部痛を特徴とします。正答です。
5.食道静脈瘤:吐血が主症状で腹痛は目立ちません。

覚えるポイント

「右季肋部痛=胆嚢炎・胆石」「心窩部痛=胃・十二指腸潰瘍・膵炎・心筋梗塞」「右下腹部痛=虫垂炎」「側腹部痛=尿管結石」。

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