第47回・2024年
47A088|第47回 救急救命士国家試験 過去問
重症筋無力症について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解3
正答
3.眼瞼下垂を認める。
この問題のポイント
重症筋無力症は眼瞼下垂(まぶたが下がる)で始まることが多いので、答えは3です。筋肉を使うほど力が入らなくなり、夕方に悪化します。
解説
重症筋無力症は、神経と筋肉のつなぎ目(神経筋接合部)にあるアセチルコリン受容体を、自己抗体が攻撃する自己免疫疾患です。
受容体が壊れると神経の指令が筋肉に伝わりにくく、使うほど力が入らなくなります(易疲労性)。
朝は軽く夕方に悪化する日内変動が特徴です。
初発症状は眼瞼下垂と複視(物が二重に見える)が多いです。
若年発症では女性に多く、クリーゼでは呼吸筋が麻痺します。
眼球突出はバセドウ病の所見で、本態はイオンチャネル自体の障害ではなく受容体に対する自己免疫です。
選択肢の確認
1.男性に多い。:若年発症では女性に多いです。
2.眼球突出を認める。:バセドウ病の所見です。
3.眼瞼下垂を認める。:初発症状として多い正しい記述です。正答です。
4.夕方になると症状は改善する。:夕方に悪化します。
5.イオンチャネルの機能的障害である。:受容体に対する自己抗体による障害です。
覚えるポイント
「重症筋無力症=眼瞼下垂・複視・易疲労性・夕方に悪化・抗アセチルコリン受容体抗体・クリーゼで呼吸筋麻痺」。
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