47A088|第47回 救急救命士国家試験 過去問
重症筋無力症について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.眼瞼下垂を認める。
この問題のポイント
重症筋無力症は神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体により筋力低下を来す自己免疫疾患で、眼瞼下垂や複視で発症し、夕方に症状が悪化する日内変動が特徴です。
解説
重症筋無力症では自己抗体が神経筋接合部の受容体を障害し、筋を使うほど力が入らなくなります(易疲労性)。朝は軽く夕方に悪化し、眼瞼下垂と複視が初発症状として多いです。若年では女性に多く、クリーゼでは呼吸筋麻痺を来します。眼球突出はバセドウ病の所見で、イオンチャネル自体の機能障害ではなく受容体に対する自己免疫が本態です。
選択肢の確認
1.男性に多い:若年発症では女性に多いです。
2.眼球突出を認める:バセドウ病の所見です。
3.眼瞼下垂を認める:初発症状として多い正しい記述です。正答です。
4.夕方になると症状は改善する:夕方に悪化します。
5.イオンチャネルの機能的障害である:受容体に対する自己抗体による障害です。
覚えるポイント
「重症筋無力症=眼瞼下垂・複視・易疲労性・夕方に悪化・抗アセチルコリン受容体抗体・クリーゼで呼吸筋麻痺」。