47A105|第47回 救急救命士国家試験 過去問
重症外傷の予後改善に繋がる活動はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2.トラウマバイパスで搬送する。
この問題のポイント
重症外傷の予後を改善するには、現場滞在時間を短縮し、直近の病院を飛ばしてでも根本治療(手術・血管内治療)ができる外傷センター(三次救急医療機関)へ直接搬送するトラウマバイパスが有効です。
解説
重症外傷では受傷から根本的な止血治療までの時間が予後を左右します。初期評価を省略せず迅速に行い、ロードアンドゴーの判断のもと必要最小限の処置で現場を出発し、対応能力のある医療機関へ直接搬送することが重要です。家族連絡を搬送より優先したり、丁寧に時間をかけて全身観察をしたり、状態が安定するまで現場に留まることは、いずれも治療開始を遅らせます。
選択肢の確認
1.初期評価を省略する:生命に関わる異常を見逃すため省略できません。
2.トラウマバイパスで搬送する:根本治療までの時間を短縮し予後を改善します。正答です。
3.搬送より家族連絡を優先する:搬送が優先です。
4.時間をかけて丁寧に全身観察を行う:現場滞在時間の延長は予後を悪化させます。
5.状態を安定させてから現場出発する:現場で安定化を待たず早期搬送します。
覚えるポイント
「重症外傷=現場滞在10分以内・ロードアンドゴー・トラウマバイパスで外傷センターへ」。