48A085|第48回 救急救命士国家試験 過去問
心房細動について正しいのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4.脳塞栓症の原因となる。
この問題のポイント
心房細動は心房が無秩序に興奮する不整脈で、高齢者に多く、脈は不規則で心拍数は100/分を超えることもあります。左心房内に血栓ができて心原性脳塞栓症の原因になります。
解説
心房細動では心房内で血液が滞って血栓が形成され、それが脳へ飛ぶと重症の脳梗塞(心原性脳塞栓症)を起こすため、抗凝固薬で予防します。脈拍は絶対性不整脈と呼ばれる完全に不規則な脈で、頻脈性心房細動では100〜150/分以上になります。デルタ波はWPW症候群の所見で、心房細動は若年者より加齢とともに増加します。
選択肢の確認
1.若年者に頻発する:高齢者に多いです。
2.脈拍は規則的である:完全に不規則です。
3.デルタ波を特徴とする:デルタ波はWPW症候群の所見です。
4.脳塞栓症の原因となる:左房内血栓による心原性脳塞栓症の原因です。正答です。
5.脈拍は100/分を超えない:頻脈性心房細動では超えます。
覚えるポイント
「心房細動=不規則な脈・P波なし・高齢者・左房血栓→脳塞栓(抗凝固薬)」。