48A086|第48回 救急救命士国家試験 過去問
精神的ストレスが発症に大きく関与するのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.冠動脈攣縮
この問題のポイント
冠動脈攣縮(冠攣縮性狭心症)は冠動脈が一過性に痙攣して狭窄する病態で、精神的ストレス、喫煙、飲酒、寒冷が誘因となり、夜間から早朝の安静時に胸痛を起こします。
解説
冠攣縮性狭心症(異型狭心症)は動脈硬化による狭窄がなくても、冠動脈の平滑筋が異常に収縮して心筋虚血を起こす疾患で、発作時の心電図でST上昇がみられます。精神的ストレスや喫煙、過換気が発作の誘因として知られ、日本人に多いとされます。心筋炎はウイルス感染、急性心膜炎は感染や自己免疫、WPW症候群は先天的な副伝導路、房室ブロックは刺激伝導系の障害が原因で、精神的ストレスとの関連は薄いです。
選択肢の確認
1.心筋炎:ウイルス感染などが原因です。
2.冠動脈攣縮:精神的ストレスが発症に大きく関与します。正答です。
3.急性心膜炎:感染や自己免疫が原因です。
4.WPW症候群:先天的な副伝導路が原因です。
5.房室ブロック:刺激伝導系の障害です。
覚えるポイント
「冠攣縮性狭心症=安静時(夜間〜早朝)の胸痛、ストレス・喫煙・飲酒が誘因、発作時ST上昇」。