49A100|第49回 救急救命士国家試験 過去問
緊張性気胸において健側に最も大きく偏位するのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.心臓
この問題のポイント
緊張性気胸では患側胸腔の圧上昇により縦隔が健側へ押されます。縦隔内で最も大きく偏位するのは可動性のある心臓で、気管の偏位とともに縦隔偏位の所見となります。
解説
縦隔には心臓、大血管、気管、食道が含まれますが、胸骨は動かず、大動脈や下大静脈、食道は固定されているため偏位は小さく、心臓が最も大きく健側へ移動します。心臓の偏位は上下大静脈を屈曲させて静脈還流を妨げ、閉塞性ショックの原因になります。
選択肢の確認
1.胸骨:動きません。
2.食道:偏位は小さいです。
3.心臓:最も大きく健側へ偏位します。正答です。
4.大動脈:固定されており偏位は小さいです。
5.下大静脈:偏位は小さいです。
覚えるポイント
「緊張性気胸=縦隔(心臓・気管)の健側偏位→静脈還流障害→閉塞性ショック」。