46A102|第46回 救急救命士国家試験 過去問
慢性硬膜下血腫の危険因子となるのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.常習的飲酒
この問題のポイント
慢性硬膜下血腫は軽微な頭部外傷の数週〜数か月後に硬膜下に血腫が貯留する疾患で、高齢者、常習的飲酒者、抗凝固薬服用者に起こりやすいです。
解説
慢性硬膜下血腫は、脳の萎縮により硬膜と脳の間の架橋静脈が伸びて切れやすくなった高齢者に多く、軽い頭部打撲の後、数週間〜数か月かけて血腫が増大します。常習的飲酒は脳萎縮と転倒の機会を増やし、凝固能も低下させるため重要な危険因子です。抗凝固薬の服用も危険因子ですが、降圧薬は該当しません。症状は頭痛、認知機能低下、歩行障害、片麻痺などで、認知症と間違われることがあります。
選択肢の確認
1.喫煙:慢性硬膜下血腫の危険因子ではありません。
2.若年者:脳萎縮のある高齢者に多い疾患です。
3.降圧薬服用:抗凝固薬は危険因子ですが降圧薬は該当しません。
4.常習的飲酒:脳萎縮・転倒・凝固障害を介した重要な危険因子です。正答です。
5.アレルギー体質:関連はありません。
覚えるポイント
「慢性硬膜下血腫=高齢・飲酒・抗凝固薬、軽い外傷の数週〜数か月後に頭痛・認知症様症状・歩行障害」。