第49回・2026年
49B027|第49回 救急救命士国家試験 過去問
骨盤骨折により生じるのはどれか。1つ選べ。
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正解4
正答
4.循環血液量減少性ショック
この問題のポイント
骨盤骨折では骨盤の中で大量に出血するので、答えは4の循環血液量減少性ショックです。外に血が出ていなくても、血液量が減ってショックになります。
解説
骨盤の中には太い静脈の集まり(静脈叢)や動脈が通っています。
骨盤骨折ではこれらの血管や、骨の中の海綿骨から出血します。
出血は後腹膜腔(お腹の奥の空間)に数リットルたまることがあります。
体の外に血が見えなくても、血液量が減って循環血液量減少性(出血性)ショックになります。
骨盤固定具で骨盤輪を閉じて出血を抑え、輸液をしながら速やかに搬送します。
神経原性ショックは脊髄損傷、敗血症性ショックは感染症、心外閉塞・拘束性ショックは緊張性気胸などで起こります。
選択肢の確認
1.心原性ショック:心臓の働きが落ちるショックで、骨盤骨折では起こりません。
2.神経原性ショック:脊髄損傷で起こるショックです。
3.敗血症性ショック:感染症で起こるショックです。
4.循環血液量減少性ショック:骨盤内の大量出血で起こります。正答です。
5.心外閉塞・拘束性ショック:緊張性気胸や心タンポナーデで起こるショックです。
覚えるポイント
「骨盤骨折=後腹膜への大量出血→出血性ショック、骨盤固定具」。
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