48B028|第48回 救急救命士国家試験 過去問
不安定型骨盤骨折が疑われる観察所見はどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1.下肢長差
この問題のポイント
不安定型骨盤骨折(垂直剪断型)では片側の骨盤が上方にずれて下肢の長さに左右差が生じます。腰部の握雪感、腹部膨隆や皮下出血、下肢麻痺は骨盤骨折の特異的な所見ではありません。
解説
垂直方向の外力で骨盤輪が破綻すると、骨折側の半骨盤が頭側へ変位して患側の下肢が短く見えます。骨盤の圧痛や動揺、会陰部・鼠径部の腫脹や皮下出血、尿道出血も骨盤骨折を疑う所見です。握雪感は皮下気腫の所見で胸部外傷、腹部膨隆は腹腔内出血、下肢の運動麻痺は脊髄損傷を示唆します。
選択肢の確認
1.下肢長差:不安定型骨盤骨折の所見です。正答です。
2.腹部膨隆:腹腔内出血の所見です。
3.腰部握雪感:皮下気腫の所見で骨盤骨折とは関係ありません。
4.下肢運動麻痺:脊髄損傷の所見です。
5.腹部皮下出血:腹部外傷の所見です。
覚えるポイント
「不安定型骨盤骨折=下肢長差・下肢の外旋・骨盤の圧痛・会陰部の血腫・尿道出血」。