第46回・2023年

46A111|第46回 救急救命士国家試験 過去問

骨盤骨折を疑う傷病者への対応で適切なのはどれか。1つ選べ。

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正解5

正答

5.フラットリフトによる背面観察

この問題のポイント

骨盤骨折を疑うときはログロールを避け、フラットリフトで背面を観察するため、答えは5です。骨盤を動かすと中の出血が増えるので、動かさない方法を選びます。

解説

不安定型の骨盤骨折では後腹膜(お腹の奥)へ大量に出血します。骨盤を動かす操作は出血を増やします。そのため体を横に転がすログロールは避け、複数人で水平に持ち上げるフラットリフトで背面を観察します。骨盤固定具は大転子の高さに装着し、全身固定をして仰臥位で搬送します。骨盤の動揺性の確認は1回だけとし、疑わしければ省略します。牽引型副子は大腿骨骨幹部骨折に使う器具で、骨盤に力がかかるため骨盤骨折の疑いがある場合は禁忌です。

選択肢の確認

1.全身固定の省略:骨盤骨折では全身固定が必要です。
2.牽引型副子の使用:骨盤に力がかかるため、骨盤骨折の疑いがある場合は禁忌です。
3.ファウラー位での搬送:仰臥位で全身固定して搬送します。
4.骨盤動揺性確認の反復:出血を増やすため繰り返しません。
5.フラットリフトによる背面観察:ログロールを避けた適切な方法です。正答です。

覚えるポイント

「骨盤骨折=ログロール禁止→フラットリフト、骨盤固定具、動揺確認は1回だけ、牽引副子は禁忌」。

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