46A051|第46回 救急救命士国家試験 過去問
頭部外傷で最も重視される意識障害の要素はどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.覚醒障害
この問題のポイント
頭部外傷の重症度評価ではJCSやGCSによる意識レベルの判定が最も重視され、その中心は覚醒(開眼・呼びかけへの反応)の程度です。
解説
意識は「覚醒」と「認知」の要素からなり、頭部外傷では脳幹網様体や広範な大脳の障害による覚醒障害が生命の危険や頭蓋内病変の進行を反映します。JCSは覚醒の程度で3桁に分類し、GCSも開眼・言語・運動で評価します。認知障害や記銘力障害は意識清明でも起こり、解離性障害は心因性のものです。搬送中の覚醒レベルの悪化は頭蓋内血腫の増大を示す重要なサインです。
選択肢の確認
1.認知障害:意識清明でも生じ、重症度判定の中心ではありません。
2.覚醒障害:意識レベルの評価の中心で最も重視されます。正答です。
3.知能障害:急性期の重症度評価の指標ではありません。
4.解離性障害:心因性の障害で頭部外傷の評価指標ではありません。
5.記銘力障害:脳震盪などでみられますが、重症度の中心指標ではありません。
覚えるポイント
「頭部外傷はまず覚醒レベル(JCS/GCS)」。経時的な意識レベルの変化が頭蓋内病変の進行を示します。