第46回・2023年

46A040|第46回 救急救命士国家試験 過去問

心肺蘇生中のカプノメータにより表示されるPETCO2(呼気終末二酸化炭素分圧)と最も相関するのはどれか。1つ選べ。

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正解1

正答

1.心拍出量

この問題のポイント

心肺蘇生中のPETCO2(呼気終末二酸化炭素分圧)は、胸骨圧迫で生み出される心拍出量に最もよく比例するので答えは1です。肺に血液が流れるほどCO2が運ばれて吐き出されるからです。胸骨圧迫の質の指標や心拍再開の察知に使います。

解説

吐く息の中のCO2は、体の組織で作られたCO2が血流で肺へ運ばれ、排出されたものです。
心肺蘇生中に換気が一定なら、PETCO2は胸骨圧迫で作られる心拍出量(肺への血流量)に比例します。
質の高い圧迫ではPETCO2が上がり、圧迫する人が疲れると下がります。
自己心拍が再開すると急に上がるため、心拍再開のサインにもなります。
10mmHg未満が続く場合は、圧迫の質を改善する必要があります。

選択肢の確認

1.心拍出量:PETCO2は心肺蘇生中の心拍出量と最も相関します。正答です。
2.1回換気量:換気量が多すぎるとPETCO2は下がりますが、最も相関する因子ではありません。
3.人工呼吸の回数:過換気で下がりますが、主な因子ではありません。
4.動脈血酸素分圧:酸素化の指標で、CO2の排出とは別です。
5.血中ヘモグロビン値:直接の関係はありません。

覚えるポイント

「CPR中のPETCO2=胸骨圧迫の質(心拍出量)」「急な上昇=心拍再開のサイン」「10mmHg未満=圧迫を改善」。

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