46A040|第46回 救急救命士国家試験 過去問
心肺蘇生中のカプノメータにより表示されるPETCO₂(呼気終末二酸化炭素分圧)と最も相関するのはどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1.心拍出量
この問題のポイント
心肺蘇生中のPETCO2(呼気終末二酸化炭素分圧)は、肺に運ばれる血流量、すなわち胸骨圧迫によって生み出される心拍出量をよく反映します。胸骨圧迫の質の指標や心拍再開の察知に用いられます。
解説
呼気中のCO2は、組織で産生されたCO2が血流によって肺へ運ばれて排出されたものです。心肺蘇生中は換気が一定であれば、PETCO2は胸骨圧迫で生み出される心拍出量(肺血流量)に比例します。質の高い圧迫ではPETCO2が上昇し、圧迫者が疲労すると低下します。自己心拍が再開すると急激に上昇するため、心拍再開の指標にもなります。10mmHg未満が続く場合は圧迫の質の改善が必要です。
選択肢の確認
1.心拍出量:PETCO2は心肺蘇生中の心拍出量と最も相関します。正答です。
2.1回換気量:換気量が過大だとPETCO2は低下しますが、最も相関する因子ではありません。
3.人工呼吸の回数:過換気で低下しますが、主因ではありません。
4.動脈血酸素分圧:酸素化の指標でCO2排出とは別です。
5.血中ヘモグロビン値:直接の関係はありません。
覚えるポイント
「CPR中のPETCO2=胸骨圧迫の質(心拍出量)」「急な上昇=心拍再開のサイン」「10mmHg未満=圧迫を改善」。