第46回・2023年

46A045|第46回 救急救命士国家試験 過去問

PaCO₂(動脈血二酸化炭素分圧)が基準値より低値となるのはどれか。1つ選べ。

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正解2

正答

2.過換気症候群

この問題のポイント

呼吸が増えすぎてCO2を出しすぎるのが過換気症候群なので、PaCO2が下がります。答えは2です。PaCO2は換気量と反比例し、換気が減るほかの選択肢ではCO2がたまって上がります。

解説

PaCO2(動脈血の二酸化炭素分圧)は、換気が増えると下がり、減ると上がります。
過換気症候群は、不安や緊張をきっかけに呼吸が速くなる状態です。
CO2が出すぎてPaCO2が下がり、呼吸性アルカローシス(血液がアルカリ性に傾く)になります。
その結果、手足や口のまわりのしびれ、テタニー(助産師の手)が起こります。
痙攣重積状態、心肺機能停止、睡眠時無呼吸症候群、COPDは、換気が足りずCO2が体にたまります。
これらではPaCO2は高くなります。

選択肢の確認

1.痙攣重積状態:換気不全でPaCO2は上がります。
2.過換気症候群:CO2の出しすぎでPaCO2は下がります。正答です。
3.心肺機能停止状態:換気が止まりPaCO2は上がります。
4.睡眠時無呼吸症候群:無呼吸によりPaCO2は上がります。
5.COPD(慢性閉塞性肺疾患):換気障害でPaCO2は上がります。

覚えるポイント

「換気が増えるとPaCO2は下がる(過換気)、換気が減ると上がる(低換気)」。
PaCO2は換気の指標と覚えます。

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