46A009|第46回 救急救命士国家試験 過去問
動脈血のpHの正常値はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4.7.4
この問題のポイント
動脈血のpHは7.35〜7.45(およそ7.4)に厳密に保たれています。7.35未満をアシデミア、7.45を超える状態をアルカレミアと呼びます。
解説
血液のpHは呼吸による二酸化炭素の排出と、腎臓による重炭酸イオンの調節で7.40前後に維持されます。pHが7.0付近まで下がる高度のアシドーシスは心停止や重症ショック、糖尿病ケトアシドーシスなどでみられ、心収縮力低下や致死性不整脈の原因になります。反対に過換気症候群ではCO2が失われてpHが上昇し、呼吸性アルカローシスとなります。
選択肢の確認
1.6.8:生命の維持が困難な高度のアシデミアです。
2.7.0:心停止や重症ショックでみられる高度のアシデミアです。
3.7.2:明らかなアシデミアです。
4.7.4:動脈血pHの正常値です。正答です。
5.7.6:アルカレミアです。
覚えるポイント
「動脈血pHの正常値は7.4(7.35〜7.45)」。PaCO2は40mmHg、HCO3-は24mEq/Lとセットで覚えると酸塩基平衡の理解が進みます。