49A117|第49回 救急救命士国家試験 過去問
酸素濃度5%の環境において、傷病者にみられる症候はどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.昏睡
この問題のポイント
酸素濃度が5%程度の環境(正常21%)では数回の呼吸で意識を失い、昏睡から呼吸停止に至ります。頭痛や悪心、頻呼吸は軽度の低酸素環境(12〜16%)でみられる症状です。
解説
酸素欠乏症は酸素濃度18%未満で起こり、16%で頻呼吸や頭痛、12%でめまい・悪心、10%以下で意識障害、6%以下では瞬時に昏睡・痙攣・呼吸停止に至ります。マンホールやタンク内の作業でみられ、救助者も同じ危険にさらされるため、換気と呼吸保護具なしに立ち入ってはいけません。
選択肢の確認
1.頭痛:軽度の低酸素で出る症状です。
2.耳鳴:軽度の症状です。
3.悪心:12%前後の症状です。
4.昏睡:5%では数回の呼吸で昏睡に至ります。正答です。
5.頻呼吸:初期の症状です。
覚えるポイント
「酸素濃度6%以下=即座に昏睡・呼吸停止、救助者は無防備で進入しない」。