第49回・2026年

49A116|第49回 救急救命士国家試験 過去問

気管支異物にみられる所見はどれか。1つ選べ。

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正解5

正答

5.呼吸音の左右差

この問題のポイント

気管支異物では片側の呼吸音が弱くなるので、答えは5の呼吸音の左右差です。嗄声や吸気時喘鳴、陥没呼吸、シーソー呼吸は、のど(上気道)が狭いときの所見です。

解説

気管は胸の中で左右の気管支に分かれます。右の気管支は太くて傾きが急なので、異物は右に入りやすいです。
片側の気管支が詰まると、その側の肺に空気が入らず、呼吸音が弱くなります。これが左右差です。
詰まった側では局所の喘鳴(ゼーゼー音)を聞くこともあります。
一方、喉頭(のどの奥)など上気道が狭くなると、息を吸うときにヒューという吸気性喘鳴が出ます。
息を吸うときに胸がへこむ陥没呼吸、胸と腹が逆に動くシーソー呼吸、声のかすれ(嗄声)も上気道の所見です。

選択肢の確認

1.嗄声:喉頭の異物や炎症でみられる上気道の所見です。
2.陥没呼吸:上気道が狭いときの所見です。
3.吸気時喘鳴:上気道が狭いときの所見です。
4.シーソー呼吸:上気道閉塞の所見です。
5.呼吸音の左右差:片側の気管支が詰まる気管支異物の所見です。正答です。

覚えるポイント

「上気道異物=吸気性喘鳴・陥没呼吸」「気管支異物=呼吸音の左右差(右に多い)」。

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