47A040|第47回 救急救命士国家試験 過去問
気管支喘息でみられる症候はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2.呼気延長
この問題のポイント
気管支喘息は下気道(気管支)の狭窄により、息を吐き出しにくくなって呼気が延長し、呼気時に高調な喘鳴(笛声音)が聴取されます。
解説
喘息発作では気管支平滑筋の収縮、粘膜浮腫、分泌物増加により気道が狭くなります。狭くなった気道から空気を押し出すのに時間がかかるため呼気が延長し、呼気性喘鳴を伴います。嗄声や気管牽引、陥没呼吸、シーソー呼吸は上気道狭窄でみられる所見であり、喘息の典型的な症候ではありません。
選択肢の確認
1.嗄声:喉頭の異常でみられます。
2.呼気延長:下気道狭窄である喘息の特徴です。正答です。
3.気管牽引:上気道狭窄や重度の呼吸困難でみられます。
4.陥没呼吸:上気道狭窄で典型的です。
5.シーソー呼吸:上気道閉塞の所見です。
覚えるポイント
「喘息=呼気延長・呼気性喘鳴・起坐呼吸」「上気道狭窄=吸気性喘鳴・陥没呼吸・シーソー呼吸」。