48A002|第48回 救急救命士国家試験 過去問
気管および気管支について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1.気管には軟骨が存在する。
この問題のポイント
気管はU字型の気管軟骨に支えられ、食道の前方(腹側)を走ります。右主気管支は左より太く短く、分岐角度が小さい(垂直に近い)ため、異物や気管チューブは右に入りやすいです。
解説
気管は約15〜20個の馬蹄形の軟骨で虚脱を防いでおり、後壁は膜様部で食道に接しています。気管は食道の前面に位置します。気管分岐部で左右の主気管支に分かれ、右主気管支は太く短く、正中に対する角度が約25度と急なため、誤嚥した異物や深く入れすぎた気管チューブは右主気管支に入りやすくなります。左主気管支は細く長く、分岐角度は約45度と大きいです。
選択肢の確認
1.気管には軟骨が存在する:気管軟骨が存在し正しい記述です。正答です。
2.気管は食道の背面に位置する:気管は食道の前面です。
3.主気管支の太さは右の方が左より細い:右の方が太いです。
4.主気管支の長さは右の方が左より長い:右の方が短いです。
5.主気管支の分岐角度は右の方が左より大きい:右の方が小さいです。
覚えるポイント
「右主気管支=太い・短い・急角度→異物・片肺挿管は右」「気管は食道の前」。