第49回・2026年
49A115|第49回 救急救命士国家試験 過去問
アセトアミノフェン中毒傷病者で、致死的となるときの障害臓器はどれか。1つ選べ。
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正解1
正答
1.肝
この問題のポイント
アセトアミノフェン中毒で命に関わるのは肝臓の障害なので、答えは1です。大量に飲むと肝細胞が壊れ、急性肝不全になります。
解説
アセトアミノフェンは解熱鎮痛薬として広く使われますが、大量に飲むと危険です。
肝臓で分解される途中でできる中間代謝物(毒性のある物質)が、解毒できる量を超えると肝細胞を壊します。
症状は遅れて出るのが特徴で、服用後24〜72時間で肝機能障害が現れます。
重症では急性肝不全に至り、死亡することがあります。
解毒薬はN-アセチルシステインで、早く投与するほど効果があります。
腎障害は肝障害に続いて起こることがありますが、致死的となる主な臓器は肝臓です。
選択肢の確認
1.肝:主な障害臓器で、急性肝不全が死因になります。正答です。
2.心:アセトアミノフェンでは障害されません。
3.腎:二次的に障害されることはありますが、主体ではありません。
4.脳:肝不全に伴う脳症は二次的なものです。
5.肺:障害されません。
覚えるポイント
「アセトアミノフェン中毒=遅発性の肝障害、解毒薬はN-アセチルシステイン」。
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